憲法週間講演会

5/7に憲法週間の人権講演会に出席してきました。
元日本テレビのアナウンサー藪本雅子さんのお話でした。

とっても、興味深いものでした。
彼女の著書『女子アナ失格』に書かれているものもありましたが、
内容の一部が、彼女のブログに書かれていしたので、下記に引用します。

『阪神大震災を取材しておきながら、その後、震災取材をやめてしまった後悔。
ライフワークにするぞっと一時期は思っていたが、たった2年で続報企画をやめてしまった。
阪神を教訓に、もっとやれることがたくさんあったはずだ。
国の耐震基準はどうなっているのか、津波対策は、原発は・・・・。
「想定外」発言を責めるけれども、報道記者も、想定などしていない。
一部の学者や、環境市民団体らが、危険性はたびたび指摘してきた。
でも、その意見に耳を傾ける姿勢はなかった。
原発問題はタブーだったといえる。
大スポンサーだし、それで生活している人たち大勢いるし、危険分子とみなされるし、社内でトラブルメーカーになっちゃうし。
反対すると、お前もそれで便利な生活送ってるんだろうと言われちゃうと、反論できないし。
正面からこの問題を考えようとするには、面倒くさいことが山のようにあるのだ。
だから、見ないことにしてきた。
でも、本当は、ちゃんと議論しなきゃならなかった。
これがなければ、本当に困るのか、そこをもっと考えなきゃいけなかった。
結局、お金と引き換えに、危ないものを背負わせてしまった。
絶対安全というなら、東京湾に建設すればよかったものを、
そうしなかったのは、みんなどこかで危ないと知っていたからじゃなかったか。
東電が悪い、のはそのとおりだが、
メディアにいた、私たちは一体何をしてきたのだろうか。
神戸の震災に学んだものも確かにあった。
しかし、もっと大事なことに目をつぶってきた。
被害を大きくしてしまった責任の一端を自覚しなきゃいけないんだろうと思う。
いろんな部分が、ハンセン病の反省、教訓と重なる。
触れない、ことは現状を容認していること。
気がつかないうちに、人権侵害の加害者になっているともいえる。
おかしいと思ったら、動く。
一緒にがんばろうと思う、今の気持ちをみんなが忘れないこと。
何年たっても、忘れないこと。
そんな自分の思いを、話す場を与えられたことに感謝。』

もう一度、我々もマスコミの報道を受ける側の責任を果たす必要があると感じました。
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by nene3123 | 2011-05-07 21:35 | 講演会
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